キーワード
Coursebaseをご利用いただくにあたり、幾つかのキーワードについてあらかじめ知っておくことで、Coursebaseの理解をより深めることができます。これらのキーワードはサービスのプラットフォーム上や、弊社が用意したドキュメント、また弊社サポートチームとのやりとりの中で頻繁に登場します。
研修プラットフォーム: 研修を自由に作成・運用・管理するための学習管理システム(LMS)を意味します。Coursebaseは研修プログラムのマネジメント、提供、及びサポートを円滑に行うために必要な全ての機能を搭載しております。
組織: Coursebase上の「組織」は、全てのグループ、コース、ユーザーが含まれた、全体の中枢部となる集合体を意味します。この組織の下に、必要に応じてサブ組織であるグループが組まれていき、組織やグループの中にコースを追加することで、全体の研修組織体制が構築されて行きます。権限の強さは、組織(1つ)>グループ(複数)>コース(複数)の順になっています。
組織下にグループが組まれている場合、「組織のメンバーページ」、「グループのメンバーページ」といった形で表現をする場合があります。この場合、「組織のメンバーページ」は組織階層の一番上の階層の「メンバー」ページを指し、「グループのメンバーページ」はその組織の下に連なる各グループの「メンバー」ページを指しています。組織内の構成については本マニュアルの『研修組織体制を作る』をご参照ください。
グループ: Coursebase上の「グループ」は、組織下に組まれているサブ組織としての役割を果たす集合体を意味します。グループでは、組織管理者とそのグループのグループ管理者がグループ内でコースの作成、ユーザー登録、その他各種設定等をすることができます。国や部署、研修の分野など、それぞれの目的や状況に応じて管理者を分けて研修やユーザーを管理する場合などにグループが使用されます。
コース: コースとは受講対象者に提供する研修(問題、課題、アンケート等)が含まれている研修コースを意味します。管理者はコース内に提供したいレッスン、問題、課題、アンケートなどを作成し、受講者はそれらを受講することで研修が成り立ちます。コースではオンライン上で学習ができるコンテンツはもちろん、集合研修用の様々なコンテンツも作成ができます。
ユーザー: Coursebaseにアクセスをすることができる、Coursebaseの使用者を意味します。ユーザーには、その権限や使用できる範囲によって「組織管理者」「グループ管理者」「指導者」「受講者」の4つの種類があります。権限の強さは組織管理者>グループ管理者>指導者>受講者の順になっており、自分より権限の強いユーザーの機能は使うことができません。
組織管理者: 組織管理者は組織全体(組織及び組織下のグループ)の全てのデータ(コース、カテゴリ、ユーザー、各種設定等)を管理(閲覧、作成、削除、編集、設定等)できる最も強い権限を持ったユーザーです。
グループ管理者: グループ管理者は組織下に組まれている特定のグループ内及びそのグループ下のサブグループの全てのデータ(コース、カテゴリ、ユーザー、各種設定等)を管理(閲覧、作成、削除、編集、設定等)できる権限を持ったユーザーです。グループ管理者は、組織全体、階層が上位レベルのグループ、および階層が同レベルの他のグループ及びそのグループのサブグループのデータを管理することはできません。
指導者: 指導者は管理者によってコースに登録され、特定のコース内のデータ(コンテンツ、成績、メッセージ、ユーザー、概要、設定等)を管理(閲覧、作成、削除、編集、設定等)できる権限を持ったユーザーです。指導者は特定のコースの管理権限のみを持っており、組織全体やグループのデータを管理することはできません。
受講者: Coursebase上に作成されたコースを受講することができるユーザーです。管理者、あるいは指導者によって登録され、Coursebase上に作成された様々なコースを受講することができます。
ログインID: ユーザーが研修プラットフォームへのログイン(認証手続き)を行うために必要な、そのユーザーを識別するための一意な識別子を意味します。ログインIDにはユーザーのメールアドレスや、メールアドレス以外の固有の文字列(固有のID番号など)を使用することができます。
テンプレート: テンプレートにはコーステンプレートとコンテンツテンプレートの2種類があります。コーステンプレートは1つのコースを丸ごとテンプレートとして保存したテンプレートで、コンテンツテンプレートはコース内のセクション、レッスン、課題などのそれぞれのコンテンツをテンプレートとして保存したテンプレートとなります。テンプレート機能を使うことで、コース作成をよりスピーディー且つ効率的に行うことができます。
アナリティクス: アナリティクスでは、リアルタイムで受講者の受講状況が確認できるライブビューと研修データ、受講者データ、成績データなどを詳細まで確認することができるレポート機能があります。レポートにはメンバーレポート、受講者レポート、コースレポート、提出物レポート、課題レポート、提出率レポートがあります。
モバイル最適化: モバイル最適化(レスポンシブ・デザイン)とはWeb用語であり、ユーザーが利用しているデバイスに最も適したユーザーインターフェース(システムの操作感)を自動的に採用する特徴を持つWebアプリケーションを指します。Coursebaseはあらゆるデバイスを利用している全てのユーザーに、最高のユーザーエクスペリエンスをご提供するため、モバイル最適化に対応しております。
SaaS (サース、Software as a Service): 従来の概念のソフトウェアとは違い、ネットワーク経由で利用出来るクラウド型のソフトウェアを採用しています。そのためCoursebaseのご利用にあたり、ダウンロードやインストール、アップデート等をお客様ご自身でされる必要はなく、全て自動でアップデートされます。