LMSの費用について、その料金体系はサービスによって様々ですが、一般的に以下のような費用が主に挙げられます。
✓ 初期費用
✓ プラットフォーム利用料
✓ サポート費用
✓ トレーニング費用
✓ その他費用
初期費用
LMS導入時や導入準備の際に発生する費用です。例えば、クライアントごとにサーバーを設置する必要があるLMSの場合、サーバーの設置費用が発生します。また、導入にあたるコンサルティング費用や作業代行費用、手数料などが発生するLMSもあります。
プラットフォーム利用料
ユーザーがLMSを利用するための費用です。主な価格形態として、以下のようなものがあります。
- 1ユーザーあたりの単価を定め、その単価に登録されているユーザー数と利用月数を掛けた金額を利用料とする価格形態
- 「500ユーザーまで1ヶ月〇〇円」といったように一定のユーザー数までの利用料を固定している価格形態
サポート費用
LMSの提供会社に問い合わせをしたりする際に発生する費用です。
トレーニング費用
LMSを使用する管理者などに、LMSの使い方をレクチャーする勉強会などで発生する費用です。
その他費用
上記以外の特殊なケースで発生する費用です。例えば、APIやSSO(シングルサインオン)など、他のシステムとの連携のために発生する費用、サーバー利用料、セキュリティに関する費用、容量に関する費用、機能拡張やオプションの追加に関する費用などが考えられます。
LMSによっては上記の費用のほとんどが発生しないLMSもあれば、想定していなかった費用が発生するLMSもあり、費用の種類はLMSによって様々です。LMSの選定の際には、自分たちの研修管理方法と照らし合わせて、どういった費用が発生する可能性があるのか確認をした方が良いでしょう。